用語解説

アミノ酸

広い意味ではアミノ基をもつカルボン酸のことを指しますが、一般的にはアミノ基とカルボキシル基が同一炭素と結合した「a-アミノ酸」のことをいいます。
酸性溶液中ではアルカリ(陽イオン)として、またアルカリ(陰イオン)としてそれぞれ働く両性化合物です。
たんぱく質の加水分解によって得られ、水に溶けやすいのが特徴です。
200~300度で分解する無色の結晶で、毛髪や角などに多く含まれているシスチン、動物性たんぱく質に多いグルタミン酸などがあります。
皮膚の角質層にある自然保湿因子(NMF)の中には16種類のアミノ酸が含まれていて、さらにPCA(ピロリドンカルボン酸)と呼ばれるアミノ酸の一種があります。
これらのアミノ酸は皮膚や毛髪の潤いを保ち、同時に弾力性や柔軟性も与える重要な役目を持っています。
また、皮脂膜の乳化機能やPH(ペーハー)バランスを保つ機能もあることから最近では化粧品に多く応用されています。
天然では約20種類のアミノ酸が知られており、このうち体内では合成されず食物からの摂取が必要な8種類のアミノ酸のことを必須アミノ酸といいます。